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満願寺(まんがんじ)(出流山千手院) 出流川の源流部のうっそうとした自然村や、杉木立に覆われた渓間にある出流山千手院満願寺は、新義真言宗智山派の別格本山で、坂東33ヶ所霊場の第17番札所になっている。寺伝によれば、当山は日光輪王寺を開いた勝道上人により、天平神護元年(765)に開山されたという。そのため、日光の修権者は年中行事の一つとして必ずここで入峰の修行を行なったという。公認11年(820)には、弘法大師空海が勝道上人の遺徳を偲んで参籠、そのときつくったのが現在の御本尊千手観音菩薩といわれている。その後、鎮護国家の道場として寺運は興隆し、江戸時代には、日光につらなる修権場として、徳川将軍家の尊崇も厚く、守護不入の地として10万石の格式と朱印地50石を与えられている。寺域は広大で約39万平方メートルあり、古樹老木が茂って風致に富み、その新緑は秋の紅葉とともに美しい。
★所在地:栃木県栃木市出流町288 ★交 通:栃木駅からバス45分・出流観音下車 ★連絡先:0282−31−1717
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