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医光寺(いこうじ) 高野山真言宗、涌丸山。弘仁11年(820)弘法大師が東国を訪れた際に薬師如来を刻み開創したと伝わる。県の指定文化財。虚空蔵菩薩像は医光寺の本堂に安置され永禄元年(1558)に鋳造された、高さ36センチの座像。背にある銘文によると、鋳造が永禄元年であることや、虚空蔵が赤城小沼神の本地仏であることなどがわかる。また、この像は以前、赤城山小地蔵岳の堂宇内に安置されていましたが、明治末年、堂宇の荒廃により保存のため医光寺に納められました。 保存状態もたいへん良好で、美術的にも優れ、赤城信仰の遺物として歴史的価値の高いものです。虚空蔵菩薩経は紺色の紙に金泥で書かれている医光寺所蔵の巻物の教典で、拡げると14mもあります。美しい扉絵や文字など、美術的にも価値の高いものです。扉絵は金泥を用い、中央に如来形の座像を台座の上に置き、左右には菩薩形の合掌の像、さらに後ろには2体の僧形の座像が描かれています。文字は8〜9世紀頃の縦長に代わり、横幅があり、筆致も唐風の強さよりもむしろ和風のやわらかさを見せ、豊かな美しさが表現されています。
★所在地:群馬県勢多郡黒保根村上田沢326 ★交 通:水沼駅から3.5km ★連絡先:0277−96−2300
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