|
長楽寺(ちょうらくじ) 天台宗、佐良田山。徳川家発祥の地の寺。開創、承久3年(1221)後鳥羽上皇の勅願と伝えられる長楽寺を世良田に新田義重の子、徳川義季が創建し臨済宗開祖栄西の高弟栄朝を招いて開山しました。天海僧正の発願により、第3代将軍徳川家光のとき東照宮が長楽寺境内に移築された。伝徳川義季像は開山堂に安置されていた、寄木造り、像高87.5pの木像。頂相(ちんぞう/師が弟子に法をついだ証として与えた自分の肖像)とよばれる肖像彫刻で、衣の袖と裾を正面に垂らし、曲ろく(きょくろく/説法や法要のときにもちいる椅子)に安坐しています。顔・首部及び胸の一部は肉色、衣文は黒一色の漆塗で、彫眼手法によりくぼんだ眼と鼻が写実的に表現され、禅定印を結んでいます。胎内には、至徳3年(1386)の修理銘があり、その後文明22年(1491)、明応4年(1495)に修理が加えられています。制作年代は修理銘などから鎌倉時代末期頃と考えられています。寺伝では、長楽寺開基の徳川義季像とされていますが、禅宗高僧の頂相像であるところから長楽寺第2世蔵叟朗誉とも考えられています。この他に仏像2躯と勅使門はいずれも県の指定文化財。 ★所在地:群馬県新田郡尾島町世良田3119-7 ★交 通:世良田駅下車 ★連絡先:0276−52−1035
|