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明王寺(みょうおうじ) 真言宗智山派、金剛山。宝亀元年(770)儀丹上人が明王寺を開創したのがはじまりと伝えられている。開山当初は三論宗で、以後、いくつかの宗派を経て真言宗智山派となった。平安後期から室町の頃の寺容は本堂、金堂、五重塔をはじめ多数の伽藍が建ち並んで、東西南北に自在天や権現などの守護神をめぐらしていた。当時は歴代の皇室の庇護を受け、後小松天皇より「大聖金剛山」の勅額を賜り、菊花紋章が許された。のちには武田、徳川の祈願寺ともなり、甲斐の真言七檀林の一つとされた。しかし武田氏滅亡のときに織田軍の兵火にかかったのを始め、以後もたび重なる火災に遭い、明治の「神仏分離」と戦後の農地解放を経て、いまは庫裏を兼ねた本堂と宝蔵を残すのである。
★所在地:山梨県南巨摩郡増穂町舂米2 ★交 通:市川大門駅/市川本町駅からタクシー15分。甲府駅からバス・長沢新町下車徒歩20分 ★連絡先:0556-22-1283
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