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北向観音(きたむきかんのん) 天台宗、北向山常楽寺。通称、北向観音。天長2年(825)延暦寺の座主慈覚大師円仁が北向にお堂を創建し、次いで常楽、安楽、長楽の三寺を建立しました。本坊常楽寺の裏山には火坑出現の霊場に重文の石造多宝塔が建っています。本尊は千手観音菩薩。かつては別所三楽寺のひとつ、長楽寺が護っていたが、現在の本坊は常楽寺。長野の善光寺と一対の厄除観音として広く信者を集めている。北向きの名は、一般に寺社は東か南に向かって立つものだが、ここは観音堂も観音像も、文字通り北の方角を向き、南を向いている善光寺と向かい合うように立てられていることから。来世の利益を願う善光寺と、現世利益を求める北向観音の両方に参ることで、現世と来世の幸福が約束される、という信仰があり、片方だけにお参りすることを「片参り」という。多くの著名人が訪れ、北原白秋の歌碑、新派の俳優花柳章太郎の供養碑などが残る。厄除け観音でご利益は無辺であると云われている。
★所在地:長野県上田市別所温泉 ★交 通:別所温泉駅から8分 ★連絡先:0268-38-2023(北向観音) 0268-38-2040(常楽寺)
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