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勝林院(しょうりんいん)
天台宗、魚山大原寺。開基、円仁(慈覚大師)。最澄(伝教大師)の弟子・円仁が、比叡山延暦寺の別院として承和2年(835年)建立。声明(仏教歌謡)の根本道場とした。来迎院とともに大原二流の一流をなし、声明音律(日本音楽の源流といわれる)発祥の地として栄え、長和2年(1013年)寂源(大原入道)が中興し、勝林院と号したと伝わる。享保21年(1736)に堂宇などは焼失し、現本堂は安永7年(1778年)の再建。本堂(証拠阿弥陀堂)は、文治2年(1186)浄土宗の宗祖・法然と、後の天台座主・碩学が100日間の宗論を戦わせた「大原問答」の舞台としてしられ、本尊の阿弥陀如来坐像は、問答の際、法然の説を正しいとして手から光を発し証拠を示したという伝説にから、「証拠の阿弥陀」といわれ、手に下げている五色の綱(善の綱)は、触れると縁結びの霊験があるといわれている。また、法然上人像・石造宝篋印塔(鎌倉時代)・梵鐘(平安時代)など多くの国指定重要文化財を所有し、大原問答を伝える問答台や法然腰掛石なども残っている。
★所在地:京都府京都市左京区大原勝林院町187 ★交 通:京都駅・京阪電鉄三条駅・市営地下鉄京阪三条駅からバス・大原下車徒歩15分 ★連絡先:075-744-2537
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