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円成寺(えんじょうじ)
真言宗御室派、忍辱山。聖武・孝謙両天皇の勅願によって唐僧虚瀧(ころう)和尚が開創、天平勝宝8年(756)。史実的には平安中期の万寿3年(1026)命禅上人が十一面観音を祀ったのが始まりとされ、保元元年(1156)京都仁和寺の寛遍僧正が東密忍辱山流をおこし寺勢を上げる。文正元年(1466)応仁の乱で伽藍の大半が焼失したが、栄弘阿闍梨は伽藍の復興に努める。本堂は藤原期の阿弥陀堂様式の室町建築、再建した多宝塔の本尊は大仏師運慶の作品である大日如来像(国宝)が安置されている。この像は運慶20歳頃の唯一の在銘の処女作で、わが国文化史上画期的な意義をもつ尊像でもある。 江戸時代は寺中23寺を有する大寺であったが、維新後寺領没収で今の境内と建物を残すのみとなった。
★所在地:奈良県奈良市 忍辱山町1273 ★ 交 通:JR・近鉄奈良駅からバス・忍辱山下車徒歩2分 ★連絡先:0742-93-0353
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