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観世音寺(かんぜおんじ) 天台宗、清水山。観世音寺は天智天皇が母の斉明天皇の冥福を祈り、80年の歳月をかけて天平18年(746)に建立した勅願寺。天平の創建時には七堂伽藍を配した大寺院だった。大宰府政庁域の東に接して建立されていたので「府大寺」と称されており、天平宝字5年(761)には境内に戒壇院が置かれ、西日本随一の寺院と云われていた。現在は江戸時代初めに再建された本堂(講堂)と金堂が残るだけである。境内にある梵鐘は、西暦681年に筑前国糟屋郡多々良で鋳造された日本最古の梵鐘で国宝になっている。また、大きさ形状がそっくりの京都・妙心寺の梵鐘と兄弟鐘といわれている。この梵鐘の音は「日本音百景」のひとつにもなっている。鐘楼の裏手には「観世音寺宝蔵」があり平安時代から鎌倉時代にかけての仏像(すべて重要文化財)13体などが安置されている。
★ 所在地:福岡県太宰府市観世音寺5−6−1 ★ 交 通:西鉄五条駅から徒歩10分 ★ 連絡先:092−922−1810
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